iPhoneのSafariでWordPressの記事を編集しようとしたら、文字が入力できない、あるいはカーソルが出ずキーボードも表示されない――こんな経験はありませんか?
この現象は、テーマやプラグインのアップデート後、またはSafari固有の不具合が原因で発生することがあります。
本記事では、実際に筆者が遭遇したケースをもとに、なぜ入力できなくなるのか、そしてすぐ試せる解決方法を詳しく紹介します。この現象でお困りの方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。
発生するタイミング
- テーマやプラグインの更新後
- iOSやSafariのアップデート後
- キャッシュが溜まっている状態で長時間作業したあと
考えられる原因
テーマやプラグインのJavaScriptエラー
WordPressのエディタはJavaScriptで動いています。テーマやプラグインの更新によってコードが競合し、エディタの入力機能が正しく動作しなくなることがあります。
SafariのキャッシュやCookieの影響
古いキャッシュやCookieが残っていると、更新後のエディタとデータが食い違い、フォーカスや入力ができなくなることがあります。
iOS・Safari固有の不具合
Safariは、過去にも特定のWebアプリで文字入力ができなくなる不具合が報告されています。iOSのバージョンやSafariの仕様変更が影響することもあります。
すぐ試せる解決方法
1. Safariのキャッシュ・履歴・Cookieを削除する
- 設定アプリを開く
- Safariを選択
- 履歴とWebサイトデータを消去をタップ
これで古いデータをクリアできます。作業後、再度WordPressを開いて入力できるか確認しましょう。
2. エディタ関連プラグインを一時停止する
特にブロック追加やエディタ機能拡張のプラグインは、互換性の問題が起きやすいです。管理画面から一時的に停止して、症状が改善するか確認します。
3. Google ChromeやFirefoxなど別ブラウザを使う
Safari以外のブラウザでは同じ問題が出ないことがあります。
一時的に別ブラウザで作業を続けるのも有効です。
4. WordPress公式アプリを使う
App StoreからインストールできるWordPress公式アプリなら、Safariを使わずに記事を編集できます。
ブラウザ不具合の影響を受けにくい方法です。
5. テーマ・プラグインの最新版アップデートやバージョン戻し
最新版への更新で改善することもあれば、逆に更新前のバージョンに戻して解決することもあります。
更新履歴を確認して判断しましょう。
再発防止のためにできること
定期的なバックアップと更新前の動作確認
更新前にバックアップを取っておけば、問題発生時にすぐ元に戻せます。
テスト環境で更新を試すのも有効です。
プラグインやテーマの更新履歴をチェックする
互換性や不具合の報告がないか、公式ページやフォーラムで確認しましょう。
ブラウザ・OSも最新版に保つ
iOSやSafariが古いままだと、新しいエディタ機能との互換性が失われることがあります。常に最新にアップデートしておきましょう。
まとめ
iPhoneのSafariでWordPressの記事が入力できない現象は、テーマやプラグイン、キャッシュ、Safari固有の仕様などが原因で起こります。
作業を止めずに続けたい場合は、別ブラウザやWordPress公式アプリを使うのが即効性のある方法です。
根本解決には、キャッシュ削除・プラグイン調整・更新確認など、基本的なトラブルシューティングを行いましょう。
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